逃れられない仕組み

外側に見えている事象を嫌悪し、拒絶しているつもりでも、それを見てしまっている時点で自らの投影であることを自覚しなければ、切り離したつもりの現実のその本当の原因は実は自らのうちに潜んでおり、知らないうちにそれに自分自身が足を取られ、必死に努力し行動していたはずなのに、まさにその嫌悪し、拒絶したはずの現実と似ているか、あるいは、更に稚拙で醜悪な世界を創り出してしまうという仕組み。これは「想念はその源を離れない」という言い方もできるのかもしれない。

『 理想主義者が道を踏み外す時 』https://stand.fm/episodes/662a09939858289637a7fd6b