輪廻(4):間奏

わたしもマイティさんも、前世ストーリーを介した癒しが一段落した後、いままでと違う体感に突入した感じだ。特にマイティさんは、ずっと封印していたサイキック能力を聖霊に使ってもらう誓いを立ててから、急速に能力開花してる感じ。先行する記事で、マイティさんに魔女裁判を主導した中世の修道士としての前世があったと書いたが、実は、時代的にはその後になる、北インドあたりで霊能者として過ごした前世もあった。その北インドの転生では、修道士時代のカルマを解消するかのように、たくさんの人に霊能力を使って貢献したにも関わらず、地域の王様(インドだから、マハーラージャだろうか)の逆鱗に触れるような霊視をしてしまい、濡れ衣を着せられ処刑されるという最期だった。戦に勝てるかどうかの霊視を依頼されたところ、負けると当時のマイティさんは判定し、そして実際に負けてしまったので、その責任をなぜか背負わされて処刑される羽目になったそうだ。勝てると霊視して、それで負けたら、やっぱり責任負わされただろうから、戦に勝てない場合は、どのみち王様の責任を転嫁されるスケープゴートの運命だったのだろう。直線時間的に言えば、これで中世の修道士としてのカルマは相殺されたことになるのかもしれない。与えたものは返ってくる、やったことからは逃げられないというのは、ほんとらしい。ただ、この前世の件もあって、マイティさんはサイキックな能力や目に見えないもので人を導いたりすることに、過剰な嫌悪感、抵抗感を感じるようになり、実質その能力を封印してしまったのだった。今もそれに慎重なことには変わりない。ところで、当時のマイティさんの息子がわたしで、わたしは刑場で、父であるマイティさんの処刑される様子を静かな目で見ていたそうである。立派な息子だ。覚えてないけど。

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